無事、Part1・Part2 一発合格することができました!

米国公認管理会計士(USCMA)最短合格のための実践的英語勉強法

米国公認管理会計士(USCMA)最短合格のための実践的英語勉強法受験情報

最短合格のための英語勉強法は勉強しないこと!?

最初から判じ物のような言い回しですみません。

しかし、これはある意味、真実を語っていると思います。

学業や仕事、日常生活で多忙な日々をお過ごしの皆さんが、ただでさえ忙しいのに、それにプラスアルファのUSCMA試験合格を目指して英語で管理会計を学習するのに、時間はいくらあっても足りません。

私が、USCMA合格のために大変お世話になった TAC 通信講座の講師の方の強いメッセージとして次のような受験生向けの注意事項がありました。

Essay 問題に取り組んでみて、きちんとした英語の文章が書けないという理由で、一から英語を学びなおそうと試みる受験生が一定程度いらっしゃいます。

USCMA受験は最大効率・最大効果を発揮してできるだけ短期で合格しなければなりません。

一から英語を学び直す余裕的時間はそもそもなくて、そういう時間がもしあるとしたら、一問でも多くの演習問題を解く時間に充てるべきです。

自分は、講師の方のメッセージを自分なりに咀嚼し、自分なりの英語力upの作戦を立てました。

結果として1年以内の合格を果たすことができたのですが、せっかくのアドバイスもちゃんと自分でうまく使いこなさないと成果は出ないということをひしひしと実感することができました。

以下に、自分なりの解釈と実践した方法をご紹介し、少しでもUSCMA受験生の学習効果向上に役立てば幸いです。

英語を勉強したくなる理由とこれまでの英語学習の成果について

USCMA受験生の中の一定数の方は、自分も含めて、英語力を磨きたいから、英語力を鍛えて、現業または転職に生かしたい、という動機から、わざわざ英語によるUSCMA試験を受験するのだと推察しています。

そして、そういう方々の大多数は、自分も含めて、合格レベルに十分に達することができる英語力を身に着けていないまま学習を開始してしまい、テキストや演習問題の英語レベルの高さに圧倒されて、一からの英語学び直しに意を決する、という可能性が高いのではと思います。

その場合、中高(特に大学受験)、場合によっては、小学校や大学、卒業後の海外語学留学や、TOEIC受験などを通じて、自分自身の英語学習方法の巧拙や、ある程度の習熟曲線へのイメージについてきちんと自己分析できていないと、英語学び直しのための時間がどれくらいかかるかを見積もることもできなくなってしまいます。

この点について、自分は3つの見解を持っています。

  1. 「英語力」はUSCMA合格のための大きな3つの要素のひとつにすぎない
  2. 自分のこれまでの英語学習の遍歴の中で、どんな方法が良かったか・悪かったかを知っておく
  3. 不自然な形で暗記したものは脳に定着しにくいことを知っておく

以下、この3点について説明していきます。

USCMA合格のための3要素

1.についてですが、これは、「米国公認管理会計士(USCMA)最短合格のための目標設定」の記事の中でご紹介したものです。

USCMA最短合格 = 動機 × 英語力 × 投資

最低限、USCMA資格ホルダーとして英語で仕事ができる程度の英語力が欲しいものですが、それはUSCMA合格という事実認定によって、第三者から客観的に判断されたいですし、自己分析としてもUSCMA合格がある一定程度の英語で会計・経営・財務の仕事ができることの自己肯定感が生まれるのだと思います。

つまり、英語が流暢になることが目的ではなくて、英語を道具として使い倒して、USCMA合格のバックグランドを生かして仕事や私生活を充実させることこそが本当の目的なのだと思います。

だとすれば、結論は至極シンプルなものでして、

  1. USCMA合格のためには、①高いモチベーションの維持、②時間と経費への投資額、③回答力を上げるための英語脳を鍛えること、の総合点が最も高い組み合わせを選ぶ
  2. 流ちょうな英語を読み書きできるのも大切だが、USCMAとしての英語プラス会計・経営・財務プロフェッショナル総合力で勝負できるようになる

ということになります。

つまり、流ちょうな英語は、USCMA合格のための「必要条件」ではありますが、「十分条件」ではないということになります。

”英語を勉強する”ことは脳にとって不自然なことかもしれない

2.について、皆さんはどれくらいご自身の英語力を客観的に分析できているでしょうか。

もし、自分の英語力の強み弱みをきちんと SWOT分析 できていて、最善の手当てとしての英語学習計画を、USCMA受験勉強計画に組み込める人は、そもそもこのような問題を抱えるものではないでしょう。

自分のこれまでの英語学習遍歴を思い起こす中で、”英語を勉強”して、脳にその勉強の成果が定着して、英語脳に生まれ変わった経験は一度もありませんでした。(;^_^A

おそらく、いまさら改めて、文法書や単語帳、長文読解のテキストを使って学習したとしても、おそらく1ミリたりとも、USCMA合格へ近づくことはなかったでしょう。

ここはとても大きな矛盾(もしくは言葉のあや)をはらんでいるので、すぐには理解しにくいかもしれません。

USCMA合格のためには、いわゆる”受験勉強”が欠かせません。しかし、USCMA受験に用いられる英語は、あくまで問題文を読むためと、essay問題で回答を記述するための”道具””手段”に過ぎません。

例として、自転車や自動車の運転を思い起こしてみてください。座学でいくら何十時間も、自転車や自動車の構造や運転法を学んだところで、実地で運転の訓練をしないと、いつまでたっても、運転技術は進歩・上達しないのです。

これが、次の3.につながります。

USCMA合格のためにテキストを読んだり演習問題を解いたりすることは、紛れもない”受験勉強”ですが、その中で、決して”英語勉強”を試みてはいけないのです。

USCMA最短合格のための英語脳は、”USCMA受験勉強”の中で培うべきもので、”英語勉強”で培われるものではないからです。

自分の経験では、USCMA受験勉強を通じて、文法力そのものの向上より、新しいボキャブラリーの習得の方が得点力向上への貢献度が高かった印象が強いです。

つまり、従来、日本語で既に培われている会計・経営・財務の基本的知識を、新しいボキャブラリーを用いて脳内で再構成していたわけです。

こうして、日本語として脳内に蓄積されていた、会計・経営・財務の知識の点と点が、USCMA受験勉強を通して、英語による新しいボキャブラリーの習得により、やがて、点と点が結ばれて線になり、線と線が交わって面になり、面と面が交差して立体になっていきました。

もちろん、希薄化EPSの計算プロセスへの理解の深化や Equity Breakpoint という新しいコンセプトのインプットなども多く経験しました。

それでも英語学習をやり直したいあなたへ

ここまで、意を尽くして、英語を勉強するという態度ではなく、USCMA受験勉強を通じて、副次的に英語力もupさせる方法が、効率的だし、目的(USCMA最短合格)にも合致すると説明してきました。

もしかしたら、それでも、英語勉強をしたいという意欲を消せないかもしれない方々がいらっしゃるかもしれません。そういう方々には、個人的には非常に共感しています。

自分もそうでしたので、慎重かつ可能な限り客観的に分析した結果、それでもある種の英語学習をした方が、USCMA最短合格に貢献するという判断が下されるかもしません。

自分の場合は、英語脳を作るために、

  1. 英語脳構築のために最低限必要となるノウハウの整備
  2. 日本を介さない英語インプットが英語アウトプットになる環境づくり

の2点について、できるだけ時間をかけすぎないように創意工夫しながら、USCMA受験向け教材と並行して活用していました。

簡単に説明すると、①最低限の基本的な言葉としての英語のしくみを先に知っておく(学生時代にたぶん勉強したはずだけど忘れていること)、②しくみを理解したら、それをどうにか脳に定着させるためにいろんな活動を試みる、ということです。

ご参考まで、具体的にそれらを紹介していきたいと思います。

英語脳を構築する最低限のインプット

この最低限の基本知識のインプット作業は、段取りが大事です。

まず、英語脳を構築するというプロジェクトについて、①具体的な目標、②スケジュール、③所要時間と投下可能なお金 を具体化させます。

①については、”英語脳を構築する”より、”関係代名詞の受け係のイメージを忘れないようにする”という分割された管理可能な目標を定めるのがコツです。

②では、このインプット作業をUSCMA受験勉強と並行する形でスケジュールに落とし込みます。

インプット作業を完全に終わらせてから次のステップへ行く、という感じで始めると、おそらく、半永久的に、その次のステップはやってこないことが明らかだからです。

英語脳の構築が得点力を上げるか、それとも、USCMA必須の知識の習得の方がより得点力が増すのか、まるでシーソーのように、週単位、場合によっては日単位でバランスが変わるのが分かってきます。

そういう意味では、③の観点について、その時点時点で相対的に不足感がする方に時間とお金をかけるようにします。

自分が用いたインプット教材は、①英単語スペリングの本、②文法書、③英語構文解説書 でした。

そもそも英語を書いたり読んだりできるようになる必要があった

これは、最近流行している人気の英単語攻略法のひとつです。

それは、接頭語、接尾辞、語幹といった英単語を構成する要素を英単語より先に理解しておくことで、あとはそれらの組み合わせで英単語が成り立っていることを知ることで、英単語そのものの暗記を手助けするとともに、知らない単語が登場しても類推で意味を読み取る力を伸ばすものです。

これは、多くの類書が世に出ているので、どれかひとつ、自分の気に入ったものを傍に置いておき、知らない単語や重要そうな単語で語の成り立ちの理解に不安を覚えたら、立ち返って調べるのがよいでしょう。

例えば、

“pro-” 前へ
“con-” 皆で
“-gress” 行く

から、

pro-gress “前へ” + “行く” = “前進する” → “進捗・進歩(する)”
con-gress “皆で” + “行く” = “皆で行く” → “集合する・会議”

という感じです。ええ、このレベルからUSCMA受験勉強を始めました。(;^_^A

中でもとても重宝したのが、大学生の時に手に取ったまま本棚の肥やしになっていた本書でした。

本書については、現在、絶版で古本しか入手できません。

しかも、Webで探せば、接頭語や語幹から英単語を類推・暗記するのに重宝する情報をフリーで公開されてますので、ここはあまりお金をかけることはないかもしれません。

最低限の英語のしくみを知っておきたい

これは要するに、基本的な文法や語法を知らないと、USCMA受験向けテキストや問題演習を読むのにも支障が出る場合に、どうしてもある一定程度の時間を割いて、目を通しておく必要がありました。

日本語で解説された文法書や構文書は、それを読んでいる間は分かったつもりになり、学習時間当たりの自己満足度はとても高いのですが、この充実感ほどは英語脳は鍛えられませんでした(あくまで個人の感想です)。

それでも、次の良書は、時間があれば、チェックするようにしています。

「一億人の英文法」の法は、東進ブックス Sotreにて、アプリも販売されています。

そして最終的に辿り着いた先は、英語のしくみに関するインプットと英語脳を鍛えるための環境づくりを一緒に実践出来たら最高能率だなと思ったそのままの環境ができる翻訳版と原書の読み比べでした。

普段は、原書の方で意味を調べて、なるべく英語のまま読んで理解するようにしています。それでも、何度読み返しても説明内容が頭に入ってこないこともあります。

そういう時に、翻訳版で日本語による解説文で疑問も氷解させることができます。

ええ、確かにコストは倍以上かかりますね。

ですから、USSMA最短合格のための恒等式を念のため下記に再掲しておきます。

USCMA最短合格 = 動機 × 英語力 × 投資

なお、原書の方は、オンライン版もあります。これは、裏表紙の裏に記載されているURLとアクセスコードで2022年12月31日までにオンラインのユーザ登録すると10年間利用できます。

コスト2倍で、効果が2.5倍❓(日本語、英語、オンライン版)という考え方だと少しはお得感があるかもしれませんね。

英語脳を鍛錬する環境づくり

USCMA受験勉強において、最も最適な英語脳構築環境は、ズバリ、USCMAテキストと問題演習そのものです。

出題意図に沿って文章を読み取ることができ、時には模範解答そのものがそこに記されているのですから、これ以上効率の良い英語学習はないと思います。

自分が契約した専門学校(TAC)から提供された教材の中にはオンラインのものもありましたので、質量両面で、それだけで十分でした。

しかしながら、どうしても、それだけでは飽きがきて、長期間の学習を継続できない場合に、ちょっとした手間とコストをかけると、意外にリーズナブルでカンフォータブルな英語鍛錬環境が準備できるものです。

NETFLIX の和英同時字幕表示機能の活用

これは、用いるアプリ(ソフトウエア)および機能追加メニューの選択次第で、NETFLIXに限らず、Amazon プライムや YouTube でも同時表示可能なものがあります。

かかるコストも無料(ゼロ)からある程度まで、使いたい機能によります。

自分は、月額97円のChrome拡張機能で、和英同時字幕の洋物作品で、英語脳を作品を楽しみながら鍛えています。

最初は、洋物作品を最初は英語字幕、2回目は日本語字幕と、倍の時間をかけて視聴していたのですが、試行錯誤の上、上記の方法を知ったという感じです。

USCMA受験勉強に疲れたけど、ここで休息するのは何か負けた気分がする。。。

そういう時に、和英同時字幕で英語脳を鍛えるのだ! という言い訳を自分にしながら、息抜きに視聴していました。

Podcast を利用する

ご存じの方も多いとは思いますが、Podcast (ポッドキャスト)は、音声や動画をインターネット上で公開し配信する仕組みのことです。

より広義なインターネットラジオ(ネットラジオ、ウェブラジオ、ネトラジ、IR)の一種であるという認識で問題ないと思います。

Podcast (ポッドキャスト)の利点は、コンテンツも無料で、それを視聴するためのアプリ(ソフトウエア)も無料で手に入ることです。

名前から推測できる通り、米アップル社が開発したアプリで、iPhone(iOS端末)にはプリインストールされています。

Spotify(スポティファイ)や YouTube でも聞く(見る)ことができます。

視聴方法は、①コンテンツファイルをダウンロード、②コンテンツ提供サイトにアクセスしてストリーミング再生するのが一般的です。

機能にこだわれば、有料無料のポッドキャストプレーヤー(アプリ)を選ぶこともできます。

無料でかつ英語学習に最適なコンテンツをWeb検索かければ、選ぶのに困るくらいの種類・数のコンテンツがヒットします。

下記に、何種類か、お勧めの無料コンテンツを紹介しておきます。

BBC はほぼラジオ仕様です。World News なので、クイーンズイングリッシュのみならず、世界各国の特派員によるグローバルな英語を聞くことが可能です。

VOA Learning English は、諸学者向けに会話スピードが最初から1.5倍程度遅い仕様になっています。

GABA G-Style English は、動画なので、和英字幕の on-off の調整が可能な仕様になっています。

スマホ・PC の 言語設定を英語に変更 + Kindle で英語読み上げ 

これは、2ステップに分かれています。

まず、代表例として、日常使いしているスマホ(iPhone)のOSを日本語から英語に変更します。

iPhone の OS を日本語から英語に変更します。そうすると、スマホメニューから、場合によってはインストールされているアプリの機能の一部が英語化されます。

強制的に、日常的に英語を使わざるを得ない環境に自らを追い込むことになります。でも、これが意外と慣れればそれが当たり前の様になってきます。一度試してみてください。ダメそうならすぐに日本語に切り替えれば済むことです。

一昔前のソフトウェアやゲームは半分ぐらい英語表記のままだった記憶があります。それを思えば、それほど大きな違和感はありません。

次のステップは、Kindle で、洋書を開きます。Kindleは読み上げ機能(Text to Speech)に対応していますので、そのままAI が人口音声で英語読みしてくれます。

PC(Windows)、iPhone、Android、 AmazonのFireタブレット それぞれの Kindle 英語読み上げ対応のやり方について、参考リンクを以下に示しておきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

英語”学習”はできるだけ回避し、楽しみながら英語脳を鍛えて、可能な限りUSCMA”学習”に時間を割くことがUSCMA最短合格への早道だと思います。

少しでも皆さんのUSCMA最短合格に貢献できれば幸いです。

コメント