無事、Part1・Part2 一発合格することができました!

米国公認管理会計士(USCMA) 受験当日の心構え

米国公認管理会計士(USCMA) 受験当日の心構え受験情報

事前準備

受験会場の下見

受験当日の脳内をスッキリさせるためには、余計な情報のインプットや思考はできるだけ排除しておきたいものです。

そのために、予め、受験会場の下見をしておくことをお勧めします。筆者は幸運にも、受験日の一週間前の週末に受験会場の下見をすることができました。

スマホの地図アプリ片手に最寄り駅から受験会場のあるビルを目指して進みましたが、案の定、筋向いの別のビルに迷い込み、フロアマップにプロメトリックの名前が見つからずに往生しました。

注:御茶ノ水ソラシティテストセンターで受験

試験会場のご案内:御茶ノ水ソラシティテストセンター | プロメトリック

上記リンクの説明にあるように、御茶ノ水ソラシティ には入口が二つあり、進行方向に向かって右側(中央線・総武線の線路の反対側)の入り口に進むのが正解です。

受験日時の予約

受験開始時間は、複数のスロットから選ぶことができます。大まかにいうと、午前・午後・夕方 となります。

自分の脳が100%の潜在能力を発揮できる時間帯を選んでおきましょう。

ちなみに、筆者は、午後の時間帯が最も集中力が高まるので、迷わず午後のスロットを予約しました。

Part1 と Part2 の両方を同時に受験しましたが、Part1、Part2の順に、2日連続のフォーメーションにしました。

仕事の関係や、体力に自信のある方は、午前午後に固めて一日で済ます猛者もいらっしゃるでしょうが、人間の集中力はそうは持ちません。

無難な方法として、できるだけ1日1科目の受験をお勧めします。

受験会場入り

5Fのエレベータホールから会場は直進です。

まずは、広い受付ロビーでチェックインから始めます。受付に必要なモノは、端的に言うと身分証明書(筆者の場合はパスポート)だけです。名前を告げれば、係員が名簿から自分のアカウントを探してくれます。

案内にある通り、受付票を印刷して携行・提示しましたが、そちらのチェックはありませんでした。

(あまり神経質にならずに、できるだけ携行するという感じでいいと思います)

コロナ対策から、受付の係員は、身分証(パスポート)に触れることができません。自分自身で係の人の指示に従って、パスポートの必要箇所の提示を行ってください。

身分証明書(パスポート)は、受験中、常に机に上に置いておく必要があります。それゆえ、テスト内容に関するカンニング防止のために、特にパスポートの各ページの記載を念入りにチェックされます。

身体検査と荷物預け入れ

受付が終わると、次はロッカールームに案内されます。

ここで身体検査といっても身長・体重を測るわけではありません。

入念に、本人確認とカンニング防止のボディチェックがあります。

まず、結婚指輪以外の装飾品は外しておくよう指示があります。身分証明書(パスポート)以外の携行品の持込は禁止されているため、装身具・携行品はすべて所定のロッカーへ試験終了まで保管しておくことになります。

この時、ポケットの中身は全てカラにしておく必要があります。係員から、全てのポケットを裏返して見せるように指示があるはずです。

さらに、手首の袖、足首の裾をすべて、まくったり、ボタンを外すなどして、オープンにして係員の方にチェックしてもらいます。

ちょっと驚いたのは、メガネを外して台の上に載せて係員に見せる指示でした。いわゆるメガネと一体化したデバイスが仕込まれていないかの入念なチェックがあります。

ボディチェックが終わったら、ロッカーに全てをしまって、今度こそ、試験部屋の前のフロアで最終受付手続きがあります。

写真撮影と本人署名

身代わり受験防止のために、ここでは、バストアップの写真撮影があります。きちんと顔姿が写真に写るように、結構細かい撮影指示があります。

こんなところでイラついて、テスト本番で集中力を欠いてはいけないので、ナーバスになっているであろうテスト直前のストレスを少しでも軽減できればと、ここではかなり細かい記述をしています。

撮影の後、試験開始時刻(入室時刻)と本人署名を済ませて、試験部屋に入室します。

入室前に、係員に一言いえば、電卓を借りることができます。

ここは、自分の経験上の話になりますが、PC画面上で操作する電卓ソフトより、リアル電卓の方が計算が早くできる、なんなら、ブラインドタッチで電卓を叩くこともできるので、結構な時間の節約になります。

いろんなメーカーの様々な機種の電卓がかごに入れてあるので、係員がテキトーに上から2つほど取り上げて、「どちらがいいですか?」と尋ねられました。

筆者は提示された中から見た目で即座に一方に決めましたが、予め心の準備(余裕)があれば、係員にかごからいくつか取り出してもらって、一番使いやすそうなものを選ばせてもらうことも可能です。

そういう意味では、試験会場には、事前案内で、30分前には受付を開始できるように到着してください、とありますが、早めに到着してチェックインすることをお勧めします。

好みの電卓を選ぶとか、ボディチェックに余計な手間がかかって焦ることを防ぐとか、早めの現地入りはいいことしかありません。

なぜなら、流れ作業でチェックインが終われば、そのまま試験部屋に入室して、自分のタイミングで試験を開始できるからです。

筆者の受験2日目は、とある法人の団体受験と重なり、受付が非常に混雑していて、ちょっとストレスを感じましたが、1時間前に現地入りしていたため、心の余裕をある程度保つことができました。

着席からテスト開始まで

最終受付デスクでボールペンと計算用紙を4枚渡された後、試験部屋には、係員に付き添いで誘導してもらいつつ入室することになり、自席まで案内してもらえます。

前述の通り、机の上には、身分証明書(パスポート)を常に提示しておかなければなりません。それ以外に机の上にあるのは、PC,、マウス(有線)、計算用紙、ボールペン、そしてヘッドホンです。

周囲の雑音が気になる方は、ヘッドホンをするそうです。クラッシック音楽でも聴きながらリラックスして受験できるのかなと思いきや、単なる防音目的のものです。

もちろん、自分自身の電卓を叩く音が高いことを知っているため、同じタイプの人が近い席にいらっしゃると、ちょっと嫌だなーと思い(自分のことを棚に上げておいてすみません)、もちろん、ヘッドホンは装着しました。

テスト・科目名、自分の名前がパソコン画面に正しく表記されていることを確認したら、スタートボタンをクリックすると、チュートリアルが始まります。

このチュートリアルには約15分程度の時間制限があります。初日(初受験)は真面目にかつかなり慎重にチュートリアルを読んでいき、10分程度で読み終わりました。

大相撲と同じく、制限時間いっぱいまで、仕切(心の整理や知識の思い返しなど)に時間を使うか、時間前に始めるか、その人の自由です。

私の場合、Part1 は、覚えていたことを忘れてしまいそうですぐに始めました。

Part2 は、2回目の受験ということもあり、2、3分、心の準備をしてから、計算用紙に、Section D. Risk Management や、Section F. Professional Ethics の語呂合わせ(mnemonic:ニモーニック)を一通り書き終えてから、試験を始めました。

試験中と途中退室

途中退室の時間ロスについて

試験時間は、Multiple choice, Essay を含めて4時間の長丁場であるため、途中でトイレに行くことはあらかじめ想定して時間配分を考えていました。普段、約1時間ごとにトイレに行く習慣があったので。

結論からいうと、試験開始前から水分の取りすぎには注意していたので、2日間、トイレで席を途中で立つことはありませんでした。

同時間帯の同志(必ずしも USMA 受験とは限らない)が途中離席されていて、結構時間がかかっていることを、テスト終了後に知りました。

なぜなら、試験部屋に入室時の手続きを退室時にも繰り返す必要があり、入室時の2倍の時間がかかるため、トイレで用を足す時間の5~10倍の時間が入退室手続きに係ることが判明したからです。

すなわち、ポケット裏返しとかのボディチェックをすべて入退室の都度、一つの抜かりもなく実施する必要があるということです。

結果論ですが、これが合否の分かれ目だったのではと勘繰っています。

というのは、4時間という制限時間が如何に短く、同時に長いものかということを嫌ほど知らされたからです。

これは、丁寧に説明しないと本意が伝わらないと思いますので、少々くどい説明になることを予めご了承ください。

時間配分の大切さと難しさ

まず、Multiple choice 200問を、3時間ではとてもやり切れません。私が活用させて頂いた専門学校の講師の方が、「Multiple choice は2時間30分で終わらせて、Essay に1時間半掛けられるように」というアドバイスが頭の中にあることはあったのですが、それは2日間とも実践することは適いませんでした。

専門学校の講師の先生が口が酸っぱくなるくらい、「Multiple choice は、1週目は文章題をやって、2週目は最初に飛ばした文章題と簡単な計算問題、3週目はそこそこの計算問題、それでも時間が余ったら4週目にスキップした計算問題に着手すること」というアドバイスをされていました。

試験初日は、緊張のあまり、事前にアドバイスを脳内インプットしたにもかかわらず、最初から一問ずつやって、気がつくと試験開始から30分が経過していました。このペースだと、200問終えるのに、6時間かかる計算になる!と瞬間で気づきました。

これではいけないと、計算問題はスキップするようにして、文章題だけを最後までやり通しました。これだけで、もう2時間経過です。

2日目もほぼ、同じペースで1週目に約2時間がかかりました。ただし、残り一時間で本当に計算問題を3週しました。人間って、必死になるといつもの3倍ぐらい脳が機能するんだなと軽い快感を覚えたほどです。3週目はほとんど脳が死んでいましたが。。。

ここが、『試験時間は短いけれど長い』というパラドックス(逆説的)な表現のポイントです。

3時間も、母国語ではない言葉を読み書きしていると、筆者の左脳は、ストレスが高まる状態が続くことで、次第に情報インプットを嫌がるようになったのです。

3週目(文章問題を入れると4週目)の問題チョイスの基準は、ズバリ、「英文が最も短い問題!」

結果的にトイレ休憩を取らずに済み、貴重な時間をぎりぎりまで活用できたのが、合否を決めたのだと今になって納得できました。

Essay 問題と英語力の関係

部分点を狙える問をチョイスするセンスが分ける合否

Part1 も、Part2 も、Mutiple choice でほぼ3時間を使い切ってしまったので、前半の貯金なしに、どちらも1時間の枠内で Essay 問題を片づけなければならない、というやっかいな最後の関門が待ち構えることになりました。

Essay パートに関しては、ひたすら、どうしたら部分点がとれるかに執着したことが合否を分けたのだと思います。

まず Essay 問題攻略の Tips として、前提の問題文を読まずに、「問」だけを見て、回答できる問題から着手したことです。

英語力に自信がないのに、Essay 問題をネイティブと同レベルで回答しようというのが土台無理ゲーなのです。

問題内容を外部漏洩することは規約違反なので、ここでは個別問題について言及できないことになっています。例えば、文章題を読まなくても、問が、「ROI と RI の長所と短所を3つずつ挙げよ」とか、「NPV と IRR の長所と短所を3つずつ挙げよ」とか、「予算編成のトップダウン・アプローチとボトムアップ・アプローチの長所と短所を3つずつ挙げよ」など、基本論点を問う個別問題については、長い文章題について、一語たりとも読まずして、勉強を続けてきた同志ならば、回答できるはずなんです。

Essay 問題自体は、複数の section をまたがる出題になっている傾向が強いわけで、長文を読んで、ひとつずつ回答していく正攻法では、ノンネイティブにはハンディありすぎなわけです。

英語仕様のキーボードへの慣れ

これはいまだに悔しい思いがぬぐい切れないのですが、当然、キーボードを使って英文を入力していくわけで、これが日本語対応のキーボードに普段から慣れすぎているため、試験当日、ぶっつけ本番で英語キーボード対応はきつかった、というのが正直な感想です。

できるだけ、部分点を獲得するには、拙い英語(ボキャブラリ)でも、箇条書きを用いたり、せめて、計算式のロジックが問われる問題では、ネイティブにこそわかりやすい、記号を適切に使用することがポイントになります。

これが、頭の中で考えているほど本番では上手くいかなかった。。。

勝手に箇条書きがキャンセルされたり、思うような記号を画面表示させることができなかったり。。。

このキーボード対策を上手にこなせれば、もうひとつふたつ多く回答できたのに、と考えています。

試験終了後

疲労困憊した後にくるアンケート

試験終了は、自発的に終了ボタンを押下するか、制限時間が過ぎれば自動で終了します。

試験時間が終了して、結果はともかくやれやれと思っていると、画面が次に遷移し、アンケートが始まります。

試験会場や受付対応の業務品質のグレードや、勉強スタイル(独学か教育機関を活用したか)、使用した教材などについて質問されます。

普通にやると、5分から10分程度の所要時間です。

個人的には、「使った教材は?」の質問にグッとやられました。Wiley、Gleimなどの選択肢はあったのですが、筆者が使っていた Becker がそもそも選択肢になかったことです。

まあ、IMA からのアンケートでその他扱いされたテキストを使用していても、無事こうして合格できたので、結果良しということにしておきます。

退室

試験部屋を退室する際、ブザーを押して、係員を呼びます。係員と一緒に画面も確認し、不正がないか確認し、付き添われての退室となります。

退出時間とそれを本人確認する意味で、書類にサインをし、ロッカーから携行品を取り出し、ロッカーキーを返して試験終了となります。

はい、ここまでお疲れさまでした。

後は、合格通知が IMA から送られてくるのをひたすら待つだけです。

実際に受験した各月末ごとに締めて、月末日から数えて約1か月半後に合否通知が来ることになります。

皆さまにも果報が到来することを祈念しております。

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